回転盤式音律早見表 Web版

外周の旋法/五音の盤を固定し、内側の十二律盤を回して対応を確認します。声明実唱での利用を想定しています。

回転盤

中心盤の十二律名をクリックまたはタップすると音を継続再生します。(ピタゴラス音律、A=430Hz)

固定された「宮」に合っている十二律 黄鐘 A 十二律盤 基準位置
音高設定
Hz
420Hzから450Hzまで、1Hz単位で変更できます。声明実唱では現代雅楽と同じA=430Hzが望ましいと本ツール運営者は考えています。

ピタゴラス音律、A=430Hz

音の再生方法

初期校正版

初期表示では十二律名と英字音名だけを示します。「固定ド音名を表示」を有効にした場合だけ、ドレミ表記の段を追加します。このドレミは固定音名であり、移動ドの階名ではありません。ピタゴラス音律では採用した音高に対応する単独音名を表示し、平均律では異名同音を併記します。英米式のBとドイツ式のHを区別しやすくするため、盤渉は「B(H)」と表記しています。

Playback reference

再生音高

表の音名・周波数と再生音は、上で選択した音律・標準音・再生方法に従います。

十二律英字音名周波数再生/停止
黄鐘A430 Hz
鸞鏡B♭453.004 Hz
盤渉B(H)483.75 Hz
神仙C509.62 Hz
上無C♯544.21 Hz
壱越D573.33 Hz
断金E♭604.0054 Hz
平調E645 Hz
勝絶F679.506 Hz
下無F♯725.625 Hz
双調G764.44 Hz
鳧鐘G♯816.328125 Hz

本アプリの「ピタゴラス音律」の再生音高は、鈴木治夫『430サイクルの決定とその背景 押田良久(日本雅楽会 初代会長)の雅楽への情熱』(日本雅楽会、2005年)50頁の表「笙調律の音高の計算よりの数字」を数値的な参考資料としています。本アプリでは、A=430Hzを基準とするピタゴラス音律の十二音配列の一例として、E♭―G♯型を採用しています。雅楽と合奏することがある声明の性質を考慮して初期設定としましたが、相応しい音高には議論の余地があります。標準音Aを変更した場合、ピタゴラス音律では参照値の比率を保って各音高を比例換算します。平均律を選択した場合は、選択した標準音Aを基準に十二平均律で計算します。採用するピタゴラス音律、異名音、十二音集合および資料上の根拠については、解説記事「『回転盤式音律早見表 Web版』で採用するピタゴラス音律と異名音の扱い」をご覧ください。